堂本光一と言う男、まるで舞台の申し子のような男である。
これほど舞台を愛して止まない男はちょっと見当たらない。
思えば、15歳の頃から「歌も踊りも芝居も全て入っているミュージカルをやりたい」
と自分の道をハッキリと示す、発言をしている。
芸能界と言う特殊な世界の事情や、ジャニーズ事務所の特異性
からしても、この発言は際立った、個性や強い精神性を示しています。

※http://pic.prepics-cdn.com/e10c9ed0a791f/42554117_438x636.jpegより引用
「目の前にある仕事に対して常に責任感を持ち、今自分が持っているものを
全力で出して向き合えば次に繋がっていく」
彼の発言には、一貫生があり、ミュージカルの世界で生きて行くため、
自分のすべてを、捧げても尽きない有り余る情熱がほとばしっています。
長い『SHOCK』の公演の中では、様々な怪我などもあったが
"Show Must Go On"(何があってもショーは続けなければならない)
と言う、信念から、サポーターや添え木をして一ケ月の公演を乗り来ったと云う。
「自分の不注意から怪我をして、全力のショーをお見せできず、申し訳ありません」
と涙したと言う、ショーマンシップは、驚きです。
「菊田一夫演劇大賞」を受賞した時の、言葉には
「全員の力でいただくことが出来た。とにかくひとつになることを大切にしてきた。
スタッフ、キャストが一つになって作り上げてきたこの舞台で、このような賞が
いただけて本当に嬉しい。」
座長としての心境を素直に語っているのだがこの謙虚さに逆に心打たれる。
自分の全精力をステージに捧げる彼だが
「単純に、やらなきゃ怖くてステージに立てないだけ」
とさり気無く言うのが、また凄過ぎる。
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